ラミュゼ de ケヤキ情報
by lamusee_de_keyaki
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カテゴリ:L'AMUSEEの活動記録( 10 )
【地図カフェ】報告
5月22日(日)に行われた「地図カフェ」の報告です。
予約があっという間に一杯になってしまい、
キャンセル待ち希望のお客様が出るほどでした。
新緑の緑あふれる中で、ゆったりと話をきいたり本を読んだり。
とても気持ちのいい時間でした。

「地図ってなに?」というテーマで石川初さんのレクチャーをはじめとして、
元永二朗さん、深澤晃平さんにもお話いただきました。
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杉浦喜美子さん考案の地図にちなんだこんなデザートも
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地層ケーキ(1/7000)
※上にのっているのはケヤキをイメージしたブロッコリーです

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新宿区サブレ
※さりげなく、ラ・ケヤキの位置がわかるようになっていました。見つけられましたか?

次回の詳細は改めてご連絡いたします。
乞うご期待!
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by lamusee_de_keyaki | 2011-05-24 16:10 | L'AMUSEEの活動記録
【関係性の科学vol.1】報告
5月9日に行われた「関係性の科学vol.1」たくさんの方たちにお越しいただきました。
科学哲学者:伊勢田哲治氏と美術家:小阪淳氏が
『「科学的」とは何か考える』がテーマの対談でした。

熱気あふれ「食い入る」様にお二人のお話に引き込まれていくような
あっという間の3時間でした。
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そして、「ジャパニーズピンチョス」がテーマの
蓮池陽子さんのお料理も季節の香りただようすばらしいお味でした。
こちらもあっという間に完食!
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お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして、次回7/2(土)「大谷卓史氏(科学技術史/情報倫理学)」を
お迎えするvol.2もどうぞお楽しみに!

この日残念がながらお越し頂けなかった方、
生中継していた、ustreamは以下でお聞き頂けます。
前編
http://www.ustream.tv/recorded/14587995
後編
http://www.ustream.tv/recorded/14588623

次回の詳細は、近日アップ予定です。
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by lamusee_de_keyaki | 2011-05-10 21:40 | L'AMUSEEの活動記録
【REPORT 2】『ハイチの音を聴く ハイチの声を聞く ハイチの光を見る vol.2』
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ハイチの会、手島さんの活動が2月4日付の日経新聞に載りました。

昨年ラミュゼで行われたハイチ復興のためのチャリティーコンサート、アゾールとサラ、そしてマイア・バルーも加わって素晴らしいライブになりましたね。
記事を読んであの時の感動を思い出しました。

あの時アゾールは糖尿病で足がとてもつらそうだったのに、コンガをたたき出すと、魔法のように生き生きして、とんでもなく、ぶっ飛んだ音楽体験を私たちにプレゼントしてくれました。
チャリティーのために集まったはずなのに多くを与えられたのは私たちでした。
それは「与えることは与えられること」という格言のとおり。
考えたくもないことですがいつか日本が大地震で困ったとき、私たちは援助してくれる外国の人に何を与えられるでしょうか?ふ〜む。

アゾールとサラに頭が下がります。

潮田あつ子バルー

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ラミュゼで開催したイベント記事、詳しくはこちらをご覧ください。
ハイチ地震復興支援コンサートツアー 関連イベント第2弾/2010年5月23日(日)
http://lamusee.exblog.jp/10651841/
http://lamusee.exblog.jp/10732493/

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by lamusee_de_keyaki | 2011-02-06 22:51 | L'AMUSEEの活動記録
2010年11月5日〜7日 宮古ちっくライフ3days 報告
11月5〜7日の3日間行われた「宮古ちっくライフ3days」にはたくさんのお客様がいらしてくださいました。
宮古の個性あふれるアーティスト達と、そこにつながる人々の大きな輪が会場全体を包み込み、笑顔があふれるとてもハートフルな集いとなりました。
運営側の私たちにとっても、実りの多い、心に残るあたたかなイベントでした。

「久しぶりの東京、果たして苦手な都会の中で、ちゃんとお料理が出来るかどうか、とても不安でドキドキで・・・ケヤキのあの素晴らしい空間、一瞬、ここは日本だろうか?と何処にいるのかが分からなくなるくらい。きっと、ケヤキの場所は、国境?!がない地球?なんだと思いました。
(キッチンじゃからんだ 千嘉子さんのメールより抜粋)」

国境がなく、あらゆる点でボーダレスに多くの人々がつながれる場所。
皆様に愛されるよう、ラ・ケヤキでは今後も様々なことに挑戦します。
これからのラミュゼの活動に乞うご期待!

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↑宮古島の野菜料理、キッチンじゃからんだの千賀子さん

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↑大盛況だったFEU WAXのキャンドルワークショップ

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↑イラストを展示してくれた AYAさん、ラミュゼも買いましたので東京でも見られますよ!

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↑岩切エミさんのワークショップです。和室で、いい感じに女の世界が
繰り広げられました。

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↑庭の大木のまわりに置かれたFEU WAXのキャンドル、妖精が出てくるかのような
ファンタジーの世界。

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↑CAR*G*MOM 岩切エミさんのコレクション。ほしいものばかりでため息・・・

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↑Okamedoさんの宮古島バー。この泡盛の取り揃え、泡盛黒糖モヒートは、なかなかのお味でした。

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↑お野菜だけでこのバリエーション!!

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↑わーい!女の子の世界だ。岩切エミさんのコレクション

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↑浜川春子さんとマイア・バルー  二人とも丸い~

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↑「宮古チックな首謀者の女たち、岩切エミ、相澤久美、潮田敦子、信太美奈」
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by lamusee_de_keyaki | 2010-11-09 17:56 | L'AMUSEEの活動記録
【REPORT】『ハイチの音を聴く ハイチの声を聞く ハイチの光を見る vol.2』
ハイチ地震復興支援コンサートツアー 関連イベント第2弾/5月23日(日)14:00−18:00

<報告>
前回大盛会でした「ハイチの文化を知る会」に次いで、今回もますますパワーアップ。ハイチからこのために来日したAZOR、Sara Renelikそして前在日大使マルセル・デュレさんがいらっしゃいました。
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         左から:マイア、Sara、AZOR (photo by Masataka Ishida) 

壁には井上ジェイさんのコレクションからお借りしたハイチ絵画が飾られました。色彩感覚や造形感覚に優れたものもあれば、へたうまと言いますか、テクニックに欠けるものを補って余りあるポエジーにあふれた(私はそういう方が好きです)人間味がポロリと出てしまったような微笑ましい絵画もありました。

AZORはコンガ奏者でありすばらしいボーカリスト、ハイチで最も優れたミュージシャンとして、『ミュージック・オブ・ザイヤー』に選ばれカーネギーホールで演奏する、ハイチのスターです。サラはデァスポラ、つまりハイチで生まれていないハイチ人、カナダで生まれたダンサーで歌手です。そしてデュレさんは日本語も達者で長年の日本滞在で培ってきた日本の政治や実業家たちとのつながりうまく利用して、ハイチへの支援を具体的に、商業パートナーシップを組むことによって実現させようと、飛び回っている人です。今回は地震後4ヶ月経た島の現状報告、何が一番必要なのかを、生の声で訴えるためにいらっしゃいました。

まず、2時からそのデュレさんによるお話し、そして北中正和さんによるハイチ音楽のレクチャー。アフリカの音楽が奴隷たちによってもたらされ、その後独立した国家で独自の発達を経た経緯、隣の島、キューバとの関係など、相変わらずの博識で、ハイチ音楽の豊かさを垣間見ることができました。
休憩時間にはカリビアンバーと称して、ハイチコーヒーとラム入りポンチ、お菓子、などが上智大と東大の学生ボランティアにより販売されました。
そして4時30分から、お待ちかねのライブ。マイア・バルー バンドが、奄美の島歌、ヨルバ語の歌など3曲を演奏して、AZOR とSaraの出番です。AZORは病気のため、それまでつらそうに足を引きずっていたのですが、演奏が始まった瞬間、ものすごいオーラを発して、今まで誰も聞いたことのなかったようなコンガの音色とボーカルを聞かせてくれました。たった一つのコンガでよくこれだけの音の表情が出せるものです。集まった80人のお客さんはまるで、夢の世界に(ブドゥーの世界)連れていかれたかのように、陶然としていました。

ブドゥーといえば、彼らの生活文化も音楽もブドゥーです。私もいまひとつわかっておりませんが、これは古いアフリカのアニミズムらしい。黒魔術が有名ですが、そればかりではなく、八百万の神をあがめ、自然の精霊と交信しながら彼らは生きています。その中のひとつとして踊りや歌があるのです。

アフリカ奴隷たちは彼らの宗教を持って新大陸やカリブの島々に売られてきましたが、何世紀にも渡るキリスト教化などで、本来の姿からは遠くなっているようです。しかし、ハイチはナポレオンの時代に「独立」という快挙を成し遂げたため、キリスト教の影響が少なく、アフリカで失われてしまったものがまだ残っているそうです。
ですからAZORのリズムも伝統的なもので、アフリカの人たちのように創作はしていないそうです。それにしても豊かなリズムでした。

ハイチについて語るとき興味深いのは、彼らがナポレオン率いるフランス人たちから教わったフランス語でルソーの思想を読み、民主主義やヒューマニズムに目覚め、黒人だけで独立国家を作ろうとして実行したことです。彼らが成し遂げたのが200年前、そしてわが国では150年前、中江兆民がフランスに留学して、ルソーの啓蒙思想を持って帰りました。彼は日本にルソー学校をひらき、明治政府の弾圧を受けながらも自由民権運動のリーダーとして、日本の民主化に尽くしました。かたや、カリブ海の島 ハイチ、かたや太平洋の端っこの島 日本で、同じルソーに感動して、民主的な国家を作ろうと努力したのです。その後の日本の選択した道、ハイチのたどった道を想うと、かたや戦争を繰り返し、かたや独裁とクーデター、民衆の蜂起の繰り返し。それぞれ苦難の道でした。しかし、わが国では物質的豊かさを得ることができたのに、ハイチではご存じの通り、極端な貧困、そして今回の震災。と同情するに余りあります。

ルソーの思想はタンポポの種にように、空を飛んで新しい大地に根付き、共和国の芽を発芽させたわけですが、しかし民主主義を大木にまで成長させるのは容易なことではありませんね。ハイチの切り札は音楽とアート、そしておいしいブルーマウンテンコーヒー。私達は毎朝一杯のハイチコーヒーを飲むことによってハイチ経済をチャリティではなく、普通に助けることができます。スターバックスでアメリカの経済を助けるのも好き好きですが、コーヒーはハイチの方がおいしいです。ハイチ音楽のCD を聞いたり、ハイチの絵画を飾るのも楽しみながら援助する方法ですね。
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最後に会計報告です。
78名来場、10名のボランティア、カリビアンバーの売上28,000円。飲み物の仕入れ代を引いて、138,000円をハイチ友の会の手島さんにお渡ししました。
AMADA(義足や義肢をリフォームし支給する運動:本部岡山県)と、現地で学校再開の支援をしているピースウイング・尾道支部に半分づつ寄付されます。いづれもお金がどのように使われるか我々が見守れる団体です。

ハイチコーヒーはここで買えます。フェアートレードです。
今会の主催者の一人、AZORの友人、手島さんのお店です。
http://www.cafe-polepole.com/
(AZOR の CDも買えます!!)

北中正和さんのサイトhttp://homepage3.nifty.com/~wabisabiland/

マイア・バルーhttp://www.maia-zoku.com/
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by lamusee_de_keyaki | 2010-05-24 09:24 | L'AMUSEEの活動記録
3/27「mother dictionary春の会」 報告
報告! 
Mother dictionnary 主催、「春の会」
当日はバギーが何十台も集まる大盛況。バギー用の駐車場を向かいの公園に臨時で設置したり、それまた匿名のひとから苦情が来ておまわりさんにご足労願ったり、しかし全体に楽しく賑やかで、ヤングママパワー見満ち溢れた良いイベントでした。
代表の桑原さんからのメールを転載させてもらいました。

「mother dictionary春の会」は
448名にのぼる多くのお客様にご来場いただき、大盛況のうちに終了致しました。
春の始まりに、たくさんの方々の笑顔があふれる楽しく平和な一日が過ごせましたこと
本当に感謝しています。誠にありがとうございました。
当日の様子は、mother dictionaryの「diary」で順次ご報告しております。
写真家かくたみほさんが切り取ってくれた当日の様子は、
まるで空気までとじ込めたようで、素敵です。是非ご覧ください。
「diary」はこちらから>>>
http://mother-dictionary.blogspot.com/

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by lamusee_de_keyaki | 2010-03-28 12:02 | L'AMUSEEの活動記録
2月21日 ハイチイベント報告
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21日のハイチイベントは超満員で素晴らしい会になりました。
普段ならスピーチだけで帰る代理大使のボルドさんは1時から最後まで5時間も残ってくださり、幾度となく、「否定的ではない豊かなハイチ文化を日本の人たちに紹介してくれて本当にうれしい。」とおっしゃっていました。

義捐金は15万円集まりました。
そのうち、協賛や寄付でまかなえなかったビールなどの実費を引いて約13万円と少しが寄付できることになりました!!
詳しい会計結果はすぐまた発表いたします。
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by lamusee_de_keyaki | 2010-02-22 02:25 | L'AMUSEEの活動記録
2010年2月13日 マイア・バルー&レ・ロマネスク コンサート報告
みぞれのなか、No Mans Landにはたくさんの方がいらして、凍えながら音楽を聴いてくださいました。みなさん風邪ひきませんでした?ありがとうございます。4曲やったところで、マイアのフルートが凍ってとんでもない高音が出てしまって、ベースとパーカッションの彼らも指が固まってきてしまっているのがわかったので、切り上げました。
今パリから来ているロマネスクたちも、元気に歌って踊ってみんなを笑わせてくれました。
これで25日のUNITライブに向かって一直線、盛り上げていきます。
お寒い中皆さんごくろうさまでした!!
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by lamusee_de_keyaki | 2010-02-14 22:43 | L'AMUSEEの活動記録
KUROSU展 報告!
20日(土)は嬉しいことに晴れて、スズキコージさんとのライブペインティングを庭ですることができました。途中でマイア・バルーもアブ(ベース)レオ(パーカッション)と来てくれて2曲歌って景気づけてくれました。
娘さんの琵奈ちゃんのほっぺたやベンチにまで絵を書いてしまう、手のひらで、指で、ガンガン描いてゆくコージさんと小さな筆で、緻密に角から、顔から書いてゆくクロスさん。ユタりのポエジーはかくも違いながら、どこかでつながっている。という事実をキャンバスの上で発見しました。
どぎついインコ(のようなもの)が都市に君臨して、そのはるか向こう上空に菩薩が覗いている。というような、絵が出来上がりました。飲んで、休んで、描いて、1時から6時まで、約5時間のパフォーマンスでした。

翌21日はあいにくの雨、夏至の日なのにこれじゃあ太陽賛歌もあったものじゃあない。でもイベントはうれしいことに室内。ゲストに作家の青野聰さん、ナビゲーターに大竹明子さんを迎え、黒須さんの芸術?を語ってもらいました。黒須さんは自分の絵を決して語らない、とてもシャイな人。でも30年間、ひとりでバイトもせずに、毎日白いキャンバスに向かっているのだから言葉は奔流になって頭の中に渦巻いていないわけがない。そのヒントは彼の詩集。自費出版ならぬ、自費コピー20部限定の詩集を読んでもらった。私がDMに「シアワセの因数分解」。と書かせてもらったが。やはり言葉の世界でも彼はほんのはかない、幸福感、奇跡の片鱗みたいなのを追っかけている人なのだろう、と確認。
(あつこ・バルー)
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by lamusee_de_keyaki | 2009-06-29 00:08 | L'AMUSEEの活動記録
求美住む(キュービズム)茶会
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出雲の陶芸家、安食ヒロさんがプロデュースしたユニークな茶会です。
事の始まりは、2007年の初め、大鼓の家元、大倉庄之助さんに私が「ねえ、肩のこらない楽しいお茶会がしたいのよ」ともちかけたことです。大倉さんは2〜3日後に電話をしてきて、いい人紹介するよ。と言って、なんと出雲から不思議な人を連れてきたのです。スマートな体つきででかい目、銀髪のおかっぱ。まるでパリのフジタみたいな、大正時代のモガ、モボみたいなおじさんがやってきました。彼はモニャモニャといんちきフランス語をしゃべって、「門」というタイトルの自分の陶芸の写真集をくれました。古代の遺跡を思わせる焼き締めの門、こんな巨大な建造物をどうやって・・・と思ったら、なんと小さい陶芸で、写し方で巨大に見えていたのでした。なるほど、面白いことをする人だな。と彼の遊び心に共感しました。
また彼の作品も私の好きな塩釉や楽になんとラスタで金彩を施したり、海で拾ったガラスの破片を埋め込んだり、と想像力がたくましく、まじめでないところがとてもいいのです。日本は陶芸の国でその歴史や技術が深い為、陶芸家はそれらに足を捕られて、自由な発想ができないことが多いのです。それに対して、アメリカやヨーロッパの陶芸家の発想は自由でいいのですが器として重すぎたり、唇を切ってしまいそうだったり、実用性が低いのが多いです。安食さんの器はさすがに日本人なので使い勝手を考えてあります。それでいて真面目な、「らく~」とか「やきしめ~」とかでなく不真面目でとてもいい。
(もっともその後、キュービズム茶会用に作ったキュービズム茶碗はどうやって飲むの~。という茶碗でそれがまた話題性に富んで面白かったですが。)

とにかくこの人に任せちまえば面白い茶会は画できるな、と確信して枕を高くして眠ることにしました。
時は過ぎて、夏、のんびりしていたら、安食さんのほうは、場所を何度も下見して、着々を計画を練っていらしてようで、それを聞かされてびっくりしました。
ケヤキの木の周りにインスタレーションで小屋らしきもの、(しかし青天井、天井はケヤキの枝と青空)をつくり、茶室は私の好きな絵をかける。その絵にあわせてふすまから茶碗、水差し、釜、茶杓、全部作る。銅鑼のかわりに大倉さんに鼓を打ってもらう。点心はすべて出雲の野菜、米で作る。。。。という壮大な遊びの図式ができあがっていました。
私は夏の間、ピエール・バルーコンサートの企画で頭が一杯で、「よし、安食、頼んだぜ」。とばかり何の手助けもしませんでした。
あれよあれよというまに時はすぎて茶会の一週間前、出雲から引越し便が届きました。単身赴任便が2個も!!
安食さんは100人分の食器を作り、出雲の水、出雲の酒、米、盆に碗にぞうりにありとあらゆる茶会に必要な道具(これほど多くの物が必要とは!!)を全て送ってきたのでした。

当日秋晴れの空の下、続々と美しい着物の女性軍がお手伝いに現れ(総勢30名)出雲からやってきた菓子職人が出雲の栗を練って栗金時を作る傍ら、出雲のアワビが空輸便で届いたそばから酒蒸しにして、まさに戦争状態、出雲オンパレード。11時からはこれまた着物のお客様方が15人ずつのグループで入ってこられました。まずは点心、そして和室での濃い茶、最後は庭のインスタレーションの中で薄茶。そのルーティーンで、1弾目のグループが濃い茶席に行くとき2弾目のグループが点心席、濃茶席から薄茶席に移ったらまた次のグループは入る、というめまぐるしい展開で、なんと5グループ75名に飛び入り何名かを加え、約100人の方にキュービズム茶会を楽しんでもらえました。

このように描くとただ忙しい感じがしてしまいますが、大倉さんが庭で白い羽織袴を付け、大鼓を打ち始めたとき、時間は止まって、突然、天と地が直結した永遠が現れました。ちょっと宗教じみて申し訳ないのですが、神道的世界というか、この新宿の真ん中で秋の日を浴びて茶を立てること、全く面識のない人々が茶会の為に着物を着て集うこと、でもそんなことはぜんぜん大事じゃあなくて、ただ地面があって、人がいて、空がある。という実にシンプルな事実が裸にされて、そんなことを気づかせてくれる。それで全てに突然意味が与えられたような、神聖な時間でした。
(あつこ・バルー)
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by lamusee_de_keyaki | 2007-10-11 00:27 | L'AMUSEEの活動記録